福島大学絆会ポスターセッションで研究成果を発表しました
2026年6月10日、福島テルサにおいて開催された「令和8年度 福島大学絆会ポスターセッション」に参加し、本研究室の学生が研究成果の発表を行いました。
本ポスターセッションは、福島大学の研究成果や活動内容を広く紹介するとともに、学生・大学院生が企業関係者や地域の方々と直接交流し、質疑応答を通じて産学連携を深めることを目的として開催されています。
当日は、多くの来場者の皆様にポスターをご覧いただき、研究内容について活発な議論を行うことができました。学生にとっては、自身の研究を分かりやすく伝える力を養うとともに、企業や地域の方々から貴重なご意見をいただく大変有意義な機会となりました。またサイエンスカフェチームもミニ実験をして会場を沸かせていました。
発表演題
米田 琴音さん
「毛髪イメージングから食と健康を解明する」
毛髪に蓄積された分子情報をイメージング質量分析によって可視化し、ストレス状態を非侵襲的に評価する研究を紹介しました。新規ストレスバイオマーカー候補である硫化セレン(SeS)を用いたストレス履歴の可視化や、将来的なAI解析への応用について発表しました。
西村 優那さん
「Administration of Vitamins (A₁, B₁, B₆) Prevent a Parkinson’s Disease Symptom」
パーキンソン病モデルマウスを用いて、ビタミンA₁・B₁・B₆の併用投与がドーパミン代謝や運動機能に与える影響を検討しました。イメージング質量分析および組織学的解析から、ビタミン投与による神経保護効果の可能性を示しました。
上野 耕太さん
「Girard’s-T試薬を用いた誘導体化法による牛肉中のラクトン類のイメージング質量分析」
黒毛和牛の特徴的な甘い香りの原因であるラクトン類を対象に、誘導体化イメージング質量分析法を開発しました。牛肉中でのラクトン類の局在を可視化し、風味形成との関係について報告しました。
TIAN Rui(田 蕊)さん
「火山灰土壌で栽培したカボチャ成分の一斉局在解明」
北海道森町の火山灰土壌で栽培されたカボチャを対象に、アミノ酸の局在をイメージング質量分析によって解析しました。品種ごとの風味や機能性に関わる成分分布の違いを明らかにしました。
玉井 南帆さん
「テアニンの脳内カテコールアミンへ与える影響の解析」
テアニン摂取による脳内神経伝達物質の変化をイメージング質量分析で解析しました。うつモデルマウスにおいて、ドーパミンやGABAの増加、ノルアドレナリンの低下が観察され、テアニンの抗ストレス作用を支持する結果が得られました。







